マインクラフトをご存知の方は多いと思いますし、今この記事を読んでいる方はほとんどがそうだと思います。ですが一応”マイクラ”とは、というのを軽く説明したいと思います。
マインクラフト略してマイクラ。ゲームをしたことがある人なら一度は聞いた事があると思いますし、何年も前からyoutubeなんかでゲーム実況を見ているような方なら耳タコものですね。それぐらいマイクラはゲームの代名詞的存在になっています。
ゲーム内容としましては、オープンワールドの世界で正方形(一部例外あり)のブロックを自由に積んだり壊したりして楽しむ事ができます。
大筋のストーリーがあるわけではありません。日本語では砂場を意味するサンドボックスと呼ばれるゲームでもあり、本当に自分の思ったものを作り上げる事ができるゲームなのがマイクラです。
『マイクラ』と検索して画像でも見て頂ければ言ってる事がすぐに理解できます。
最近では公式的に学校の授業として取り入れる国も出てきました。ここまでくると、ただゲームとして楽しむ以外の価値がマイクラには存在したということが認められた事になります。
マイクラ販売数
マイクラは2009年に公開されてから怒濤の売り上げを見せています。
PCユーザーは1億人を超え 、Xbox360/XboxOneでは2000万本の売り上げです。
スマホとiPhoneではアプリとして販売されており、こちらも2000万本近くの売り上げを見せています。
なぜそこまで売れたの?今の時代に合った宣伝方法
マインクラフトがここまで売れたのはなぜか?
ただ運が良かった訳ではないです。
それは今でこそブロックで何かを作り上げるゲームはいくらでもあります。自分の分身となるブロックキャラが広大な世界に投げ出され、特に決められた目的もなく、思ったままに行動するといったゲーム性はマイクラ公開当初では画期的でした。ありそうでないこの手のゲームはその時代存在していたゲーム制作の意表をつき、暗黙のルールを打ち壊したのです。
ユーザーが心から待っていたゲームといっても過言ではなく、大多数のユーザーがこんなゲームをやりたいというゲームを開発したのです。
まさにコロンブスの卵です。
灯台下暗しです。
そして公開されてからほったらかしではなく、何回ものバージョンアップでどんどんとユーザーに合わせたものにゲームを昇華させていきました。
今でもバージョンアップはなされていますし無料です。現在ではもはやゲーム自体は完成しているので、新要素としてのバージョン提供が主な内容です。これはユーザーに安心感と新鮮さを与えてくれます。ゲームを継続するには必須条件です。それを毎回提供しているようなものです。
YouTubeでは以前からゲーム実況の定番としてマインクラフトが有名でした。普通、ゲームの実況は著作権等の問題等であまりよろしくないところがあります。ですがマイクラは公式にプレイ動画のアップロードを認めています。それに実況動画としてのネタも作りやすいので実況者に好まれやすく、YouTubeに上がっている動画数もかなりの本数になっています。
これは結果的に大きな宣伝効果を生み、顧客確保の要因になったことでしょう。ネット社会である今の時代、YouTubeの話題性も一気に上がってきています。実況者も増え、比例して動画の数も増えていきますのでこれからさらにマイクラの宣伝をしてくれることでしょう。
プレイ媒体の豊富さ
マイクラは公開当初PC専門のゲームとして発売されました。
現在では売れ行き良く、プレイ媒体の豊富さはユーザーの環境を選ばず、広く楽しまれます。
・PS3/PS4
・Xbox360/XboxOne
・PSVita
・PC
・Mac
・スマホ
・iPhone
modで広がるマイクラ世界
マイクラの醍醐味と言えばやはりmodによる改造です。
modの追加によってゲームを自分好みにカスタマイズしたり、マイクラの世界観を残しつつも、全く別のゲームになったりと様々です。
その豊富さは他のゲームのmodから群を抜いて多いです。マイクラのおもしろさはmodを追加することにあると言われるほどです。
まとめ
ギネスブックにもマインクラフトによる多くの記録が樹立されています。
マインクラフトを制作したのはたった一人の男性です。
ですが今ではそのゲームを多くの人が楽しみ、ここまで有名なゲームに成長しました。
制作した男性は制作側がゲームを楽しむための価値を生むのではなく、プレイするユーザーが自分に合った楽しみを生み出すゲームとして開発したそうです。
そんなゲームだからこそ、国の文化など関係なく、全世界で楽しまれ、さらには教材として活かされるようになったのでしょう。
まさしく神ゲーとはこのことです。