火山が噴火することへの意識。箱根山、口江良部島、あと108もの活火山があるということ。

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♦火山の噴火

最近、箱根山の火山活動が活発化を見せているなか、鹿児島県にある口江良部島が噴火しました。突然のニュースにビックリされた方も多いと思います。ですが口江良部島は昨年あたりから活動が活発化をみせていて、研究者たちの注目のひとつでした。こんなにも意識していなかった火山が急に噴火をします。ということは現在の活火山はどれもそれだけの危険性を秘めているという事です

活火山

活火山とは約一万年以内に噴火をした事がある火山の事を指します。一万年のスパンは広すぎないか?と思うかもしれませんが何千年も噴火をしなかった火山が急に活動を再開したりすることもあるからです。ですので一万年という少し広すぎる間で活火山の定義をはかっている訳です。それをふまえた上で日本に存在する活火山の数は110です。さすが火山大国と呼ばれるだけはあります。まだまだ現役の火山が110もあるのは正直怖いです。

噴火警戒レベルとは

気象庁は火山の活動状況によって危険度を5段階の警戒レベルとして表記します。
ここでは軽く説明を致します。
警戒レベル1 活火山として認識
警戒レベル2 火口周辺の規制
警戒レベル3 入山の規制
警戒レベル4 避難準備
警戒レベル5 避難

だいたいこんな感じです。詳しく知りたい方は検索すればより詳しい情報を得ることができます。知識があればいざというときに役に立ちます。

箱根山

箱根山は現在活動の活発化を見せており、ニュースでもちきりでした。テレビで見る限りたしかにいつ噴火してもおかしくないように見え、警戒レベルも2です。今ある活火山では最も警戒すべき火山でしょう。

口江良部島

箱根山がそんな注目をあびているなか突如として噴火しました。気象庁はこの瞬間から警戒レベルを一気に5へと引き上げ住民の避難を促しました。

口江良部島は昨年の8月3日に警戒レベル3を発令していました。この辺りから実はかなり警戒されていたんですね。そして今回2015年3月29日噴火しました。ですがこの噴火で終わりではないという専門家の意見もあります。もっと大きな噴火の可能性も有るそうです。口江良部島は離島ですので速やかな避難対応が求められるでしょう。

これからの日本の火山事情

近年の日本では3.11の大地震、それ以降もそれなりの震度をもつ地震が相次ぎました。3.11では大きな地殻の変動も起こりました。これは火山の活動をより活発化させていくことになります。そのような状況下で富士山の噴火も懸念されています。富士山は以前の噴火からかなりの年月が経っています。長期間静穏だった火山が噴火した際には大規模な噴火になることが予想されます。そのような火山が日本にはいくつも存在していますので噴火による自然災害にも対応できるような環境作りを十分に行っていかなければならないでしょう。

まとめ

日本が火山大国であることは授業で習うほど当たり前のことです。地殻変動により火山活動が活発化し、長期間静穏状態だった火山も目を覚ましつつあります。日本には噴火ができる火山が110も散らばって存在します。これからの時代は噴火に対しても備えをする必要が出てくることでしょう。これは決して他人事ではないのです。

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